こんにちは。
川根本町公営塾です。
休みを利用して
世界文化遺産として登録されている
静岡県伊豆の国市にある
韮山反射炉に行ってきました。
韮山反射炉は、
17世紀から18世紀にかけてヨーロッパで発達した
金属を溶かして大砲などを鋳造するための溶解炉で、
内部の天井がドーム状になった炉体部と
煉瓦積みの高い煙突からできています。
補修工事も3度行われ、
外観は当時よりも頑丈になっています。
また世界遺産として登録されてから近隣は整備されて、
外国からのお客様も数多く訪れるようになりました。
反射炉の壮大さを間近に見ると
当時の人々の想いが感じられ、
心が動かされます。
反射炉を造ったのは江川太郎左衛門英龍。
韮山代官を世襲する江川家の第36代当主であり
幕府直轄地の支配を担当する行政官として、
民政の充実を図るため努力を惜しまなかった人です。
抜群の知力と行動力で
自身の信じた事を全うした。
彼は韮山反射炉の完成を見ることなく亡くなりましたが、
その大型プロジェクト成功は
リーダーであった彼の功績と言えます。
TOKIOのダッシュ島で
同じような反射炉を造っている様子が放映されていますね。
本当に完成するのかどうか興味深く観ていきたいと思っています。