こんにちは。
川根本町公営塾です。
学校が始まって初めての週末。
そろそろ生活のリズムも通常モードに戻ってきましたか?
まだまだ冬休みで昼寝をしていた習慣が抜けてなかったり、
学校や部活の忙しさで疲れていたり、
授業中眠そうにしている生徒もチラホラ…
それでも勉強に自習に精を出す生徒の姿も!
試験間近の高三生だけでなく、
まだ少し時間はあるけど中三生や、
来年に向けてエンジンをかけ始めた高二生。
はたまた検定試験を目標にしている生徒などなど。
「自習に来ました!」の声が増えてきている今日この頃。
忙しい時期ですがこの三連休でしっかりと体の調子も整えていきましょう。
ただし13日の月曜日は祝日でも塾はやっているのでお間違えのないように…!
本日はちょっと前に生徒さんとの会話であったあるシーンを。
新しい単元に入るかどうか話しているとき、
学校でどこまで学習しているかを尋ねました。
その子は少し悩んでこう答えてくれました。
「さわりだけ勉強しました。」
話していると授業ですこーしだけ扱ったそう。
お、これは知識を披露するチャンス、とすかさず言いました。
「さわりって実は最初の部分って意味じゃないんだよ。」
触る、というイメージがあたかもそっと触れるようなので、
よく勘違いしがちなのですが、
「物事の重要な部分を表すんだ。」
と説明しました。
役不足や気が置けないといった言葉と同じで
誤用の方がよく知られている日本語の一つなのです。
ここで大事なのは言葉を知っていることではなく。
誤った使い方だ、と「気が付く」ことができた、ということです。
もしさわりという言葉について知らなかったら、
あ、最初しかやってないのか、と感じていたはずです。
もしかしたら、それでも授業自体に差支えはなかったでしょう。
でもその言葉を知っていたことで、
少しだけ生徒の知識を増やすことが出来ました。
(後で不安になって辞書を引かなければもっと決まったのですが)
ことばに限らず、変化や違和感に気が付くためには、
常日頃から知ろうとして、興味を持とうとしなくては、と
改めて感じました。
もっと色々なことに気が付けるようになりたいですね。
それでは今回はこのあたりで。